老後は 晴耕雨読のはずだった

2020年8月夫が亡くなり、いきなりのお一人様になってしまった。

キャベツ炒めに捧ぐ

 井上荒野さん、初めて読んだ。私と同年代の女性3人が主人公で、惣菜屋さんが舞台。3人共、多分普通に生きてきた人達。だけど、流石に60年近くも生きていれば、其々に心の奥に“何か”を抱えている。離婚した夫との距離、思うようにならない好きな人との関係、亡くした子供と夫への思い。季節の移り変わりに合わせて3人が作るお惣菜がいい。色々あっても日々は続いて、明日はきっといい日になりそうって思えた。

 

 私は贔屓の引き倒し的な所があって、時に苦しいくらいで良く無いなあって感じるんだ。贔屓の力士が負けちゃうとチャンネル消しちゃう。みたいな。今年から、それを辞めたいな。勝っても負けても取り組みを応援出来るような、そんな気持ちを持ちたいな。季節感のある料理を作りながら一年を過ごしていきたい。

 

そんな今日の夕食

⭐︎夫は希望によりシーフードグラタン  ⭐︎頂き物の干し柿

⭐︎白菜のシチュー  ⭐︎おしるこ  ⭐︎ありあわせ野菜の千切りサラダ

⭐︎切り昆布煮    ⭐︎大根と柚子の醤油漬け   ⭐︎ししゃもフライ