老後は 晴耕雨読のはずだった

2020年8月夫が亡くなり、いきなりのお一人様になってしまった。

今日、図書館で

ほんとは、今日は断捨離の話を書くつもりでした。

ところが、図書館でちょっとした事件に出会い

その話にします。

 

雑誌コーナーで新刊本を読んでいました。

雑誌コーナーは、ビデオコーナーの隣で日曜日は子供のザワザワ感はあるけど

程々に静かな穏やかな雰囲気です。

ところが、今日は何故か男性のちょっと年配の方と思われる声がしていました。

あまり図書館に馴染みのない方が来てるのかなと思っていました。

暫くして今度は、私の近くで違うやはり年配の男性の声。

どうやら何か苦情を言ってる様子。

その声が続きます。

しつこい。諦めない。同じことを何度も。

聞いている職員さんは若い女性です。

事情がわかってきました。

他の利用者が雑誌の新刊を読みながら何か飲んでいた。

辞めさせろ。みたいな話でした。

 

確かにこの男性の言い分はご尤も。

館内は原則飲食禁止なのは私も知ってます。

何故か職員さんが飲んでいた人を擁護するような曖昧な対応だったので

話してるうちに矛先が職員に向き、

更には飲食が許される場合があるんだな!

そういうことだな!

そんな感じでエスカレートし、延々追及が続きます。

そしたら、なんと同年代の女性登場。

静かにしてくださいよ!

とだけ言って彼女の席へ戻って行った。

後でこっそり見たら、その女性はテーブルに何冊かの本を広げて

何やら熱心に書き物をしていました。

 

コロナ禍で人の行動範囲が変わり、

今まで図書館を利用してこなかった人も来るようになったのかな?

それとも、人との距離を意識する生活で、

余計に他人を強く感じてしまうようになったのかな?